Jさん成績アップおめでとう!
2023.8.2
こんにちは、兵庫県三田(さんだ)市、えんどう英語塾の大樹です。
先日中学生のIさんが成績アップされたことをブログに掲載しましたが、Jさんも成績アップ(評定5)されたのでご紹介します。
Jさんは中2で、英検対策で当塾をご利用頂いており、今回英語の成績で評定5を取られました。
Jさんの取り組みを述べる前に、少し成績の推移等について見ていきましょう。
中1の1学期と2学期の英語の成績は評定5でしたが、3学期の成績は4に下がってしまいました。
他の学習塾に通っていたのですが、スケジュール面から塾は辞めてしまったそうです。
従って、学校の勉強のフォローをする場がなく、成績が下がってしまったのです。
しかし、ウチで勉強を頑張ったくれた結果成績がアップし、以前のように評定5を取ることができたのです。
以上がJさんの成績の推移です。
ここからは、Jさんがウチでどんな取り組みをされているのか見ていきましょう。
一番最初にお伝えしたように、Jさんは英検対策(準2級・2級)をしています。
中学文法がまだ全てカバーできていないので、レッスンでは先取りで文法とライティングを中心に取り組んでもらっています。
あとは、英検の単語帳を使って準2級の単語の定着を図っています。
(準2級は合格しているのですが、だからと言っていきなり2級の内容には飛びつきません。まずは、準2級の単語を8割以上できるようにならないとダメと言っています)
「学校のフォローはどうしてんの?」と思われた方もいると思います。
Jさんには教科書準拠のテキスト2冊を使って、自分で家庭学習として頑張ってもらっているだけです(なんじゃそれ・・・)。
基本学校の内容の予習なのですが、文法についてはレッスンで既に先取りしているので、そこまで困ることもないようです。
そしてレッスン冒頭10分くらいで、宿題内容をチェックし、分からなかったかった箇所の解説をします。
といっても、分からない部分はほとんどなく、熟語や大事なポイントの解説をするくらいです。
あと、これはJさんの性格なのですが、間違えた理由や別の場合ならどうなるのか、と深く考える(疑問に持つ)習慣があります。
ですから、こちらが色々やってあげなくても、Jさん自ら色々質問してくれるので活発なレッスンができているのです。
まとめると、学校の内容は自分で全てやってもらって、分かるところ分からない所のあぶり出しを普段からしているのです。
ではJさんのテスト対策を見て行きましょう。
テスト直前の2回くらいは、教科書準拠のテスト対策問題を使って、問題演習→答え合わせ→解説をします。そして、普段の勉強であぶり出した誤答の問題を解き直してもらっています。
もう1冊は家庭学習用として、自分でテストを意識して解いてもらっています。
解き直しの時は、実はノートには一切書いてもらっていません。
口頭で答えを言ってもらうのですが、そうすれば音読練習になりますし時間の短縮にもなるからです。
ただ、固有名詞や綴りの難しいものはスペルの確認をします。
中2の生徒が、Yes, I do.やI play tennis.など、スペルがわかり切っているものをノートにわざわざ書くのは時間的に勿体ないと考えています(書くことを否定もしませんよ)。
あとは教科書の丸暗記です。丸暗記。
和訳したものを見せながら口頭で英語を言ってもらいます。
実際には冠詞のaでもtheでもいい場面はあるのですが、教科書がtheと言っているなら今回ばかりはtheで覚えてもらいます。
やはり、スペルがわかりにくいものであればそれだけは実際にライティングしてもらいます。
ということを徹底的にやってもらいます、徹底的に。
Jさんの成績アップの理由はまとめるとこんな感じです。
1.学校の内容の分かる分からないを明確にしておいた
2.英検対策で基本的な英語力が伸びた
3.試験前に必要な箇所を効率よく勉強できた(「効率よく」という言葉ほど英語学習でイヤな言葉はないのですが、使ってしまいました・・・)
最後の一点お伝えしておきます!
このようにできるのはやはりウチのようなマンツマン形式の塾の強みだと思います。
また、Jさんのような学習方法は比較的高い英語力を持っているからできる訳で、どの生徒にも通用する方法ではないとは思います。
Jさん、成績アップ・評定5おめでとうございました!