Iさん成績アップおめでとう!
2023.7.28
こんにちは、兵庫県三田(さんだ)市、えんどう英語塾の大樹です。
学生さんは夏休みも始まりましたね!
学生の生徒様の通知表を私も確認させてもらうのですが、結果を聞くというのは緊張するものですね。
特に英語は私に対する評価のように思えます。
今回は、中学生のIさんが成績を上げてくれましたので、Iさんの学習方法などについて書きたいと思います。
Iさんは中学2年生です。
1年生の2学期から英語の成績が下がってしまったとのことで、学校のフォローをするために当塾をご利用頂いています。
Iさんは英語が好きだというだけあって、単語の覚えや文法の理解は問題ありません。
結構英語に関する雑学も豊富で、知っていることをレッスン中に披露してくれたりもします。
私がレッスンをしてIさんについて思ったのは、以下の三点です。
・Iさんは全体的な知識の割にテストの点数が取れていない
・過去のテスト結果を見ると、時間が全然足りていない
・本文の和訳が自己流になってしまっている
これらを念頭に置き、今回の期末テストは文法・単語・表現(熟語など)に集中することにして、テスト対策期間の観点から教科書本文は最低限のことに留めました。
文法や単語は受験にも大切になってくるのでそこは外せないと判断したからです。
生徒様に知識がそれなりにあるけれども解答時間に時間がかかる場合は、やってもらうことはシンプルです。
たくさん問題を解き、問題慣れして頂くことです。
Iさんには教科書準拠の問題集4冊を解いてもらいました。
レッスン中には、1冊を使ってそれをじっくりと説明し問題演習。
2冊目は、レッスンの内容を思い出しながら家で同じ範囲を復習。
3冊目と4冊目はテスト対策用として直前にやり込む。
1冊目と2冊目のテキストにもテスト対策問題があるので、それも直前にしてもらいました。
なお、テキスト4冊は手を広げすぎではないか?と仰る方もいると思いますし、私もテキストを広げ過ぎるは反対です。
頭でわかっていても中学生は同じテキストを繰り返すことに抵抗がありますので、そこを考慮しました。
ただ、問題を解きっぱなしにはせず、誤答箇所に印を付けて私と一緒に見直したり、テスト前に自分で見直してもらうということはしました。
簡単に言ってしまうと、Iさんには力技で成績をあげてもらいました。
英語は量がモノをいうことが多いので、Iさんにはそこを頑張ってもらいました。
Iさんはご自分で勉強していた時は教科書を見直したり、単語のまとめをするだけだったようなので、テスト勉強のポイントも少しズレていたように思います。
これは何もIさんの責任ではありません。
何を勉強していいかわからない学生さんは、テスト前になるとこのようなテスト対策の仕方をしてしまうものです。
Iさんは成績を上げてくれましたが、もう少しこのスタイルで頑張って頂く必要があると思います。
もう少し量で内容をカバーでき成績が安定したら、質を高めるようにしてもらおうと考えています。
Iさん、成績アップおめでとうございました。
次回は今までで一番の成績を取りましょうね!