ある高校生と話したこと
2023.6.22
こんにちは、兵庫県三田(さんだ)市、えんどう英語塾の大樹です。
この間ある高校生と少し話しをしたので、そのことを書きたいと思います。
市内の高校にに通われているHさんは中間テストがイマイチだったとのことで面談をしました。
色々話を聞くと、いい点と努力する必要がある点の双方が見えてきました。
Hさんのいい点は、2つありました。
先生の話をしっかり聞いてノート作りをしっかりしている点です。
高校生だと授業中眠くなることも多いと思いますが、寝てしまうことはないようです。
また、実際に一緒に問題を解いたりリーディングの確認をすると、テストの結果ほど英語ができないという感覚もありませんでした。
Hさんに頑張ってもらいたい点は、挙げだすと色々あるのですが、一番は生活習慣の変化です。
つまり、ケータイ電話の使用です。
ケータイとどうやって付き合うかはHさんに限らず、中高生の最大の課題になっています。
大人でもコントロールは難しいですもんね。
Hさんは、ゲームやSNSに帰宅後の時間が取られることが最大の問題です。
自分一人でやるならまだしも、ゲームもSNSも相手があるから大変なんですよね。
色々話したのですが、まとめると以下のような感じです。
・ゲームは一日1時間:ゲームに自分の人生を破壊させない
・単語学習は300個を①音源を聞きながら②テキストを見て③一日3回取り組む(現段階で意味は覚えなくてもよい)
・期限までに覚えるものは何があっても覚える
・塾の復習を必ずする
・塾で勉強しても成績は上がらない=自分でやるしかない:塾は正しい方向性を示したり勉強のフォローしかできない
・今日から自分を変える:徐々に変えるのは無理
特に、ゲームが自分の人生を破壊している点はよく理解してくれたみたいです。
これをお読み頂いた方の中には「精神論が多いな」とか「単語の勉強はそれでいいのか?」と思う方がみえるかも知れませんね。
昨日Hさんと話しをして、勉強の方法よりもまずは気持ちを切り替えることが重要と判断しました。
勉強方法は勉強時間が確保できるようになってからでないと空回りしてしまいます。
もちろん、精神面だけ訴えても生徒は(自分もやな 笑)簡単には変わらないので、当面は少しうるさいくらいHさんの生活に干渉して、LINEで学習のやりとりを報告してもらうつもりでいます。
状況が好転するようにHさんを見守っていきたいと思います。