高校生もテスト対策ならえんどう英語塾で
2023.6.14
こんにちは、兵庫県三田(さんだ)市、えんどう英語塾のGriっと先生です。
先日は中学生のテスト対策についてブログを書きましたが、今回は高校生のテスト対策についてです!
大学受験は高校受験と違い入試に評定は関係ないので、大学を推薦で行くことを考えている人以外は赤点さえ取らなければいいと考える傾向があるように思います。
しかし、いくら塾に行って勉強すると言っても学生さんの学習の土台は学校ですし、学校の勉強をきっちりすることは大学入試にもつながってくるのでとことん勉強し倒しましょう。
1.テスト対策以前の障壁
中学生のテスト対策は書店などで教材が豊富に揃っており、対策もしやすいですよね。
一方高校生は、学校によって使っている教材が全然違いますし、種類もないためテスト対策がしにくいですよね。
また、コミュニケーション英語と英語表現の2科目あり、しかもそれぞれの科目の中で使っている教材が複数あっててんてこ舞いになってしまいます。
更に更に、高校生は英語以外にも勉強する科目が多いので、一つの科目にテスト勉強として割ける時間が必然的に短くなります。
なので、テスト1週間前に対策をしても学習内容を見直すくらいがせいぜいで、新たに覚え直すことはとても難しいのが現状です。
テスト範囲を見直せても1度か、多くて2度なんていうことは残念ながら多いのではないでしょうか。
このように、対策が不十分のままテストに臨むことになってしまう経験は高校生ならみんなしているのではないでしょうか(おや、自分のことかな)。
大学の推薦入試にも関係してくるので、やはり定期テストではなるべく高得点を取って成績を上げておきたいところです。
2.コミュ英はとにかく完璧になるまで何度も
まずは、コミュニケーション英語についてです。
こう言っては何ですが、手元にある教材を完璧にこなしましょう。
完璧にです!
これは別のところでも書いた通りですので、以下にやり方を再掲しておきます。
3.文法をしっかり理解しましょう
コミュ英はご存知の通り、リディーングを通して文法を習得します。
教科書内の問題が正確に解けるようになるのは当然のことですがそれではやはり足りないので、他の問題集などで該当する文法項目を復習しておきましょう。
4.単語をしっかり覚えましょう
単語は勉強の順番があるので以下の流れを参考にしてみてください。
①発音ができる
発音ができない単語は意味は言えるようにならない(なりにくい)です。
ですから、まずは単語が発音できるのかできないか確認し、できないなら電子辞書かネットで調べるなどして音を覚えましょう。
②英語から日本語に
英単語を見て、日本語が言えるようになるのが次に大切です。
③日本語から英語に
②の逆パターンです。
こちらの方が難易度が高いので、先に英語の意味を日本語で言えるようになる必要があります。
④単語のスペルが書ける
単語を書くのは一番最後です。
これは我々が母国語を身に着けるの順番と同じです。
4.本文を暗記しましょう
コミュ英のテスト対策の最後はこれが必要です。
シンプルに覚えるだけですし、量もこなさないといけないのでこれが一番しんどいですよね。
大事な勉強ですがやはり面倒くさい分、この取り組みをせずにテストを迎えてしまう生徒は多いのではないかと思います。
教科書をマルっと覚えためには声に出して読む(音読)必要があるので、英語力全般の強化に最適です。
音読はテスト対策だけでなくリスニング用の体力も付きますし、表現方法も身に付けられて英会話の面でも役立ちます。
非常にメリットの多い勉強法です。
贅沢を言えば、直前に詰め込んでもテストが終わったら一気に忘れるので、1~2週間くらいかけてジワジワ音読しながら覚えられるといいですね。
方法は以下の通りがお勧めです。
①英文を正確に訳せる
まずは和訳が正確にできるか確認してみましょう。
②日本語から口頭で英語が言える
書かなくてもいいので、日本語を見ながら英文が口からでてくるか確認してみましょう。
自分で確認をする前に、何度も文字を見ながら読みましょう。
文が長ければ二つに分けるなどして部分ごとに最初は覚えれば大丈夫です。
一文一文言えるようになったら、1ページ分覚えられているか確認してみましょう。
③英文が書ける
②ができたら実際に書けるか確認をしましょう。
この時点でスラスラと書けるようになっているはずですが、スペルミス・コンマ・aやthe・単数複数・大文字小文字など実際に書くことで見つかる課題も把握できます。
自分が間違えたポイントや怪しい表現などは〇を付けて直前に見直しましょう。
6.英表は答えの番号を覚えているだけではないか
次に英語表現です。
英語表現は文法問題が中心ですね。
これも繰り返し勉強する必要があるのですが、答えを暗記するだけでちょっとした応用すらきかないことが問題として見受けられます。
例えば、空所の書き込み問題です。
英語も暗記科目ですから空所の答えを覚えてしまうのは悪くはないですが、それだけではダメです。
なぜそうなっているか理解することと、他の単語だったらどういう答えになるのかまで知らなければなりません。
それができていないと、テストで少し形式が変わったらたちまちに対応できなくなります。
選択問題も注意が必要です。
テキスト内では完璧に正解できる生徒がいます。
しかしそれは答えの番号を覚えているだけ、あるいは番号の位置を覚えているだけ(解答が①なら左の方、④なら右の方)ということがあります。
テストはテキストから出題されると言っても、選択肢の番号がテキストとは変わっていることは当然です。
ですからテスト対策の段階で、別の選択肢の解答がなぜ違うのかまで突っ込んで考える必要があります。
その上でしっかり音読・暗唱をして、文全体として覚えて行くことが理想的です。
このようにテストは何が出題されるか分からない文、手間と時間をかけて対策をしていく必要があります。
そのためには早めの取り組み始めが必要ですし、更には普段の授業の取り組み姿勢が大切になってきますよね。
ウチの生徒様の中には、テスト範囲の英文を全て暗唱してテストに臨む人もいます。
それくらいやるとテストで取れる点数も上がって、結果クラス内順位も上がっている人もいますよ!
7月のテスト頑張りましょう!