定期テスト対策もえんどう英語塾で
2023.6.12
こんにちは、兵庫県三田(さんだ)市、えんどう英語塾の大樹です。
中学生の期末テストが迫ってきましたね。
今回は、塾に行っていない人でも今からでも十分間に合う英語のテスト対策方法について書いてい行きたいと思います。
塾に行っている方ならば、塾が準備してくれる教材を使えばいいのですが、自分で勉強するのは色々ハードルがあります。
何を勉強するのか。
どう勉強するのか。
この二つを間違えると大変なことになります。
昔の私もそうでしたけど、勉強方法が分かっていないと、教科書をまとめだす生徒が多いです。
まとめと言ってもポイントも絞れませんから結局教科書のまる写しをしてしまいます。
大人からすると「そんな勉強する訳ないだろ」と思うかも知れませんが、それは人生経験・勉強経験のある大人だから分かることなんです。
経験が浅い中学生、特に中1で初めて定期テストを受ける子や普段は勉強をしないけれどテスト勉強のために一念発起したような学生には本当に多いことなんです。
まとめることは大事なのですが、分からない箇所やあやふやな箇所を後で見直すためにまとめるのはいいんですよね。
前置きが長くなりましたが、定期試験の対策はどうやって取り組んでいったらいいか以下にまとめていきたいと思います。
1.学校でもらったワークを解きましょう
手元にあるものにしっかり取り組む、これが勉強の大前提です。
本屋に行けば魅力的なタイトルで飾られたテスト対策用の問題集がずらりと並んでいますよね。
それを買ってやるのはもちろんいいのですが、学校からもらったものを使って勉強しないのは本末転倒です。
学校のワークは基本を固めたり振り返るのに役立つので、それをやらない手はないです。
勉強って不思議なもので、自分が使ってないテキストほどよく見えてしまうので注意しましょう(あれ、私のことかな?)。
2.問題集を解きましょう
学校のワークだけではやはりテスト対策には足りません。
本屋に行けば教科書準拠の問題集が何冊かありますので、これを使って勉強しましょう。
まずは1冊を使ってしっかり勉強しましょう。
こうは言っていますが、ウチの塾生様には2冊並行して取り組んでもらっています。
2冊使えば、片方のテキストで間違えたところをもう一方でやり直すことができます。
また、同じような問題を何回も解けば解答スピードも上がりますし、片方の問題集にはなかった問題がもう片方には載っていたりして、くまなくテスト範囲をカバーすることができます。
学校のテキストを併せれば合計3冊も勉強することができます。
それでも足りなけば4冊目・5冊目と取り組んでいる生徒様もみえますよ。
一つ注意点として、教科書準拠の教材を使うようにしましょう。
定期テスト対策などと書いてあっても、教科書に沿った内容でなければ学習効果は下がってしまいます。
(三田市は東京書籍のNew Horizonなので、これらのテキストをテスト前には使ってもらっています)
3.単語をしっかり覚えましょう
問題集って問題を解く作業があるので生徒様にとっても取り組みやすい分、単語・熟語は後回しになることがあるように思います。
単語も勉強の順番があるので以下の流れを参考にしてみてください。
①発音ができる
発音ができない単語は意味は言えるようにならない(なりにくい)です。
ですから、CDを聞くなどして文字と発音がしっかりつながっている状態を作りましょう。
②英語から日本語に
英単語を見て、日本語が言えるようになるのが次に大切です。
③日本語から英語に
②の逆パターンです。
こちらの方が難易度が高いので、先に英語の意味を日本語で言えるようになる必要があります。
④単語のスペルが書ける
単語を書くのは一番最後です。
これは我々が母国語を身に着けるの順番と同じです。
4.本文を暗記しましょう
テスト対策の最後はこれが必要です。
シンプルに覚えるだけですし、量もこなさないといけないのでこれが一番しんどいですよね。
以前テストで70-80点で伸び悩んだ生徒様にこれをさせたら、必ず85点オーバーするようになっていました。
大事な勉強ですがやはり面倒くさい分、この取り組みをせずにテストを迎えてしまう生徒は多いのではないかと思います。
教科書をマルっと覚えためには声に出して読む(音読)必要があるので、英語力全般の強化に最適です。
音読はテスト対策だけでなくリスニング用の体力も付きますし、表現方法も身に付けられて英会話の面でも役立ちます。
非常にメリットの多い勉強法です。
贅沢を言えば、直前に詰め込んでもテストが終わったら一気に忘れるので、1~2週間くらいかけてジワジワ音読しながら覚えられるといいですね。
方法は以下の通りがお勧めです。
①英文を正確に訳せる
まずは和訳が正確にできるか確認してみましょう。
②日本語から口頭で英語が言える
書かなくてもいいので、日本語を見ながら英文が口からでてくるか確認してみましょう。
自分で確認をする前に、何度も文字を見ながら読みましょう。
文が長ければ二つに分けるなどして部分ごとに最初は覚えれば大丈夫です。
一文一文言えるようになったら、1ページ分覚えられているか確認してみましょう。
③英文が書ける
②ができたら実際に書けるか確認をしましょう。
この時点でスラスラと書けるようになっているはずですが、スペルミス・コンマ・aやthe・単数複数・大文字小文字など実際に書くことで見つかる課題も把握できます。
自分が間違えたポイントや怪しい表現などは〇を付けて直前に見直しましょう。
最後に
生徒様にとっての一番の敵は何だかんだケータイやゲームです。
「やることもやらなければならないことも分かっているけど、どうしても誘惑に負けてしまって・・・」という声もあります。
ですから、必要であればテストまでの学習計画も全てこちらで作って生徒様には頑張ってもらっています。
ここまで徹底的にすれば80点以上は必ず取れるようになりますよ。
テスト対策頑張りましょう!