入試で高得点を取る受験生とは?
2025.4.2
こんにちは、兵庫県三田(さんだ)市、えんどう英語塾の大樹です。
新年度が始まりましたね。
学生の方は学年が一つ上がって新たな気持ちでこの新学期を迎えようとしてみえることと思います。
今回は、兵庫県公立高校入試で98点を取られたXさんをご紹介します。
(なんか秘密組織の一員みたいな名前になっちゃった)
高校入試でほぼ満点の受験生はどんな感じの英語力なのか、どんな勉強の取り組みをしているのか気になりますよね。
1.定期テストは85点オーバー
Xさんは、定期テストの結果は常に85点オーバーです。
「あれ、満点近いんじゃないの?」と思われた方もいると思いますが、意外にもXさんはそうではありませんでした。
もちろん90点を超えている時もありますが、80点後半の方が多かった印象です。
ケアレスミスや解答時間オーバーで全問解けなかったりと、意外にポロポロ点数を落としてしまっていました。
Xさんはかなり慎重な性格なので、そのせいもあってテストの解答時間が足りなることが時々ありました。
成績も5が多いのですが、テストで少し失敗して4になることもありました。
2.当塾では高校の先取り授業を実施。テスト対策は直前の2回だけ
Xさんは英検対策をレッスン中ずっと行ってきたので、学校の勉強は基本的にはウチではしていません。
定期テストが近づいてきたら数回その対策はしましたが、それ以外は教科書準拠のワーク2冊から宿題を出して期日までに問題を解き、自己採点をしてもらいました。
分からない個所はレッスンで少しアドバイスしたくらいです。
また、テストが近づいたらさらにもう2冊の問題集を使って対策をしてもらいました。
合計すると4冊を使って学校の勉強をしていたことになります。
Xさんは学校で授業を受ければ8~9割は理解できる英語力だったようです。
Xさんだけでなく、英語が得意な生徒はだいたいこんな感じです。
しっかり積み重ねができているので、そこに新しく入ってくる知識がスっと乗っかるだけという感じです。
例えば、いきなり100人の顔と名前を覚えるのは大変ですが、99人の名前と顔を覚えていれば1人が加わっても苦労せず覚えられるような感じですね。
3.英検は準2級取得だが単語は2級完成レベル
Xさんは英検準2級を取得していて、2級に挑戦しようとされています。
単語を覚えるのがとても得意で、毎回のレッスンまでに指定範囲をほとんど覚えてきてくれます。
ご本人的にはあまり労力をかけていないようですが、これには私も下を巻きます。
2級の語彙問題は7~8割は解けています。
従って、過去問などを解いていてもわからない・読めない文はありません。
これがXさんの一番の強みで、98点という驚異的な結果につながったと思っています。
なお、XさんはNew Horizonを教科書として使っています。
令和7年度試験で出題された 「humid (湿気が高い)」はこの教科書に掲載されていません(New Crownには掲載されていますし、『はば単 2,500』にも掲載されています)。
それでもこの問題が解けたのは、Xさんの高い単語力があったからこそですね。
4.入試過去問は14年分実施
入試前にXさんの英語はだいたい完成されていると思ったので、最後の2カ月は自主学習で過去問を14年分解いてもらいました。
確かに古い問題は出題形式は違いますが、多少なりとも現在の入試に通じる部分はありますし、時間配分・緊張感など過去問だからこそできることがあると思って頑張ってもらいました。
過去問をたくさん解いたことで得られた副産物もあります。
兵庫県の公立高校入試問題は動詞の形を変化させる(準動詞)問題が毎年出題され、そこがXさんミスをしやすい箇所だということがわかりました。
直前にその問題を徹底的に対策したことで、本番はミスが皆無でした!
レッスン中は既に高校に入ってからのことを視野に置き、入試問題とは全く関係ありませんがとにかく英作文練習を一緒にしました。
これをすると文法などの抜けがとてもよくわかるからです。
Xさんの英語力が高いことがよくわかりましたが、関係代名詞や分詞の文法でまだまだ補う部分が必要ということも判明したので、そこの修正に時間を使うこともできて本当によかったです。
今回は、兵庫県公立高校入試英語で98点を取られたXさんの英語力・普段の取り組みについて紹介しました。
とんでもない天才かと思ったら、意外に他の学生と変わらない一面を持っていることも知って頂けたのではないでしょうか。
今年の受験生の方も頑張りましょうね!