英会話なら中学文法で十分!
2025.2.28
こんにちは、兵庫県三田(さんだ)市、えんどう英語塾の大樹です。
2月も今日で終わりですね。
2025年が明けてから休日もなく突っ走ってきましたが、もう3月が始まってしまうとは驚きです。
どんどん歳取るな~・・・
さて、今回は英会話をしたい人に朗報です!
日常英会話をしたいなら中学英語で十分ということを知ってもらえるからです。
ある調査によると、英会話で使われている7~8割は中学で習うもので、しかもその大半は中1・2の内容です。
また単語についても同様で、英会話で使われる95%は中学で習うものと言われています。
それを裏付けるようなエピソードをこの間中学生から聞きました。
この生徒様は中3ですが、先日いきなり帰国子女の日本人教師と英会話をさせられたそうです。
この生徒様は高校の内容を進めているので会話の練習は全くしていないのですが、ちゃんと授業中英語を話せたそうです。
コミュニケーションを伴った会話なのか、質問に対する受け答えなのかを「英会話ができた」と定義するのに問題はありますが、いずれにせよこの生徒様は英語の受け答えはしっかりできたようです。
では、この生徒様はどのような生徒様なのか気になるところですね。
実は、この生徒様は学年トップで英語の成績は常に5、一緒に問題演習をしていてもほとんどミスはしません。
つまり、中学の英語がほぼ完成されているのですね。
「この生徒が頭がよくて英語のセンスがあるから話せているんだ」と考える方もいるかも知れませんね。
その議論はさておき、この生徒様を見ていると、少なくても中学英語が徹底的にマスターできていれば英語を話すことができる、ということは確信を持って言うことができます。
大人の生徒様でも英会話力を向上させたいという方は多くいらっしゃいます。
ですので、会話練習を始める前に少しでも中学英語の定着を図った方が英会話力を効率よくすることができます。
贅沢を言うならば、英検2級レベル(高校卒業程度)の英語力を付けてから英会話練習をスタートされるのが理想的と考えます。
もちろん、社会人の方で英会話が即必要と言う方は多いので、その場合は会話だけではなくリーディング・ライティングなど、一見会話とは関係のないことも取り入れながら全体的な英語力を高めていかれることをお勧めします。