語源の話①
2023.2.1
英語学習者なら誰でも単語の意味が覚えられなくて苦しい思いをされたことがあると思います。
みなさんはいかがでしょうか?
私の考えでは単語の意味を覚えるのは単語学習の少し後の段階で、一番最初はその単語が認識できるかどうかだと思っています。
例えば、summonという単語があります。
これは「召喚する・招集する」という意味です。
この意味を覚える前に障害になるのが、そもそもsummonという単語を認識できていないことです。
「単語帳を開いて見たはずなのに、次見た時にそんな単語があったことも忘れてしまった・・・」
そんな経験は誰でもあると思います。
しかし、何度か(何十回か?)見聞きするうちに意味はわからずとも、summonという単語を知っている状態になると思います。
これが私が上記した「単語が認識できるかどうか」ということです。
従って、「summon=召喚する・招集する」のように日本語と英語の意味を覚えるのは単語が認識できた後のステップになります。
私が勝手に単語学習のファーストステップだと考える「単語の認識」を助けるのに、語源がとても役立ってくれているのです。
summonがsum(sub)「下に」+mon「示す・見せる・警告する」の組み合わせだと知るだけでその単語が認識できて、ファーストステップがクリアできてしまいます。
sum(sub)とmonが組み合わさって「召喚する・招集する」と意味になるのに釈然としないかも知れません。
しかし生徒様に日を空けて確認しても意味をちゃんと覚えてみえます。
意味を覚えるには何らかの関連付けがあるといいということですね!
もちんその生徒様たちは復習もきちんとされているから単語が覚えられているということも最後にお伝えしておきますね。
ご希望の方は語源を含めたレッスンも実施致します!
こんにちは、兵庫県三田市のえんどう英語塾の大樹です。
2月も気づけば1/3が過ぎてようとしています。
寒い日が続きますが風邪などひかないようにして下さいね。
さて、本題に入りましょう。
この1月に入学された生徒様と語源を使った単語学習に取り組んでいます。
語源を使った勉強はこんなにいいものかとその素晴らしさを再認識しています。
実際に私自身語源を使って単語を覚えた経験はありますが、便利ではありますが効果を今のように強く実感したことはありませんでした。