GW講習会お疲れ様でした!
2023.5.5
こんにちは、兵庫県三田(さんだ)市、えんどう英語塾の大樹です。
最大で9連休といわれているGWもいよいよ終わりが近づいてきましたね。
私も子供たちと過ごせる時間を使って野球の練習、BBQ、帰省をしました!
さて、昨日(5/4)は高校3年生に集まって頂き、GW講習会と題して4時間の勉強会を開きました(無料です)。
今回も前回同様、生徒様には自身の現在の立ち位置を認識してもらうことをテーマにしました。
つまり、今のレベルで大学の問題にどれくらい対応できるのか確認してもらいました。
仲がいい子たちばかりなので、みんなで和気あいあいと楽しみながら勉強をすることができました。
今回の講習会の内容は主に2点で、ライティングと入試問題の分析・演習でした。
まず、ライティングですが、今回は反対意見の書き方について練習しました。
前回は賛成意見の書き方を練習しましたので、その続きという位置付けです。
昨日参加下さった生徒様は、「導入・ボディー・結論」の書き方や、「内容は具体→抽象」へということはすでに知ってはいますが、これについても改めて触れておきました。
全部はここでは紹介しませんが、以下のような表現を使う練習をしてもらいました。
・Aにとってよくない:have a negative impact on A
・Aが~できなくなる:make it hard for A to do
prevent A form -ing (名詞)
rob A of ~
生徒様もみんな学校で習ったことがあるものばかりと言っていました。
ただ、実際にそれがライティングで使えるように(しかもミスなく)するためには、その練習に特化して対策をする必要があります。
普段はなかなかそこまで説明することができないので、今回彼らと一緒に確認できてよかったです。
次に、大学入試問題ですが、今回は22年度立命館大学の入試問題(2/1)にチャレンジしてもらいました。
彼らも優秀ですから、私立大学入試となると関関同立受験は当然視野に入ってくるでしょう。
ですから、問題の傾向を掴むということと、現時点で何割くらい正解できるのか確認してもらうことを目的としました。
長文に関しては難しいと言っていましたが、難しいと言っても注意が必要です。
①分からない単語が多いのか
②文の構造がとれないのか
③和訳は何とかできても言ってる意味がよくわからないのか
④一文ずつは読めるが段落レベルでは分からないのか
⑤段落とのつながりが分からないのか(つまり読み進めていくと訳が分からなくなってくる)
⑥問題を解くのが難しいのか
生徒様はそこを見極める必要があります、というかそれが難しいので私がお手伝いする必要があるのですが。
普段のレッスンでは、②・③・④・⑤を主にしています。
話が少しズレましたが、普段は②~⑤を主にしているのと、今回取り組んだ立命館大学の大問2は④と⑥が特に必要なのでこれらに絞って確認を行いました。
今回は時間的に全てを解くことはできませんでしたが、問題パートによってはよく正解できていたものもあります。
不正解のものがあっても解説を聞けば最後は自力で解くこともできるので、解答力がない訳ではなさそうでした。
やはり、レッスンでは②・③・④・⑤を頑張ってもらい、なるべく早い段階で⑥に主眼を置いた勉強ができるサポートをしていく必要があると思いました。
その後は、対話文問題・文法問題・語彙問題を行いました。
出題形式は非常にシンプルですが、文法問題は動詞に関するものがほとんどなので、準動詞・時制に関する練習を。
また語彙問題は英検準1級・1級レベルのものが選択肢に含まれているので、単純に語彙力強化が必要です。
そのようなことをお互いに確認しました。
最後に、英語ができるようになるにはという話をしました。
スケジュールに合わせた勉強は受動的な勉強でしかないので、能動的に勉強していい意味でスケジュールを破って欲しいと伝えました。
実は、私は彼らに勉強のスケジュールを全て組んでいて、それを元に取り組んで頂いてます。
例えば、単語や構文練習は毎日。月曜日は長文和訳と設問解答・火曜日はその解答確認と音読練習などです。
ただ、実際にやっているとスケジュール通りいかなくなることがあるのは当然です。
長文や文法問題の答えがどうしてもわからず、確認に凄く時間がかかることがありますからね。
繰り返しになりますが、分からないところにこだわって勉強してると絶対にスケジュール通りにはいかなくなるので、そのスタイルを確立して欲しいと伝えて講習会を終了しました。
今回はGW利用できましたが、次回集まるとしたら夏休みになります。
また彼らや新しメンバーを集めて講習会を開きたいと思っています。
参加頂いた生徒様たち、お疲れさまでした!