【保護者必読】小中学生の英語塾選びのポイント
2023.3.30
こんにちは、兵庫県三田(さんだ)市、えんどう英語塾の大樹です。
3月も今日を含め残すところあと二日となりました。
3月というより今年度があと二日ですね。
来年度が皆さんにとっていいものとなるよう祈っています!
さて、年度が変わるということで、お子さんに英語を始めさせようとお考えの保護者様も多いと思います。
ご自宅で英語を教える方がみえるかも知れませんし、塾をお探しの方もいらっしゃるかも知れません。
もし塾に通うのであれば、「ここをしっかり押さえておくといいですよ!」というポイントを二つお伝えします。
あくまでも個人的な意見ですし大切なポイントは他にもあるので、色々な意見をぜひご参照下さいね。
①生徒様のレベルに合っている
塾にも色々な特徴があり、中にはとてもハイレベルな教材を使って授業をしているところがあります。
難しい英語が理解できたり話せたりできるようになるのはとても魅力的に思えます。
しかし、そのような教材は生徒様にとってレベルが合っていないことがよくあり、生徒様を置き去りにして授業が一人歩きしていることがあります。
レッスン中先生は一生懸命やるでしょうが、生徒様は訳も分からず先生の口マネをしているだけ、なんてこともあります。
結局レッスン後、あるいは数か月後振り返ってみると、「一体レッスンでは何を学んだのだろう」ということが実際に起こりえます。
従って、塾選びの際は生徒様が6割~7割くらいは分かっている内容を実施してくれる塾がいいと思います。
「3割~4割くらいしか新しく学ぶことがないんじゃコスパが悪い」と思われるかも知れません。
しかし、知っている内容に新しいことを積み上げていくのが英語ですからそれで十分なのです。
分かっている内容を何度も繰り返して、二度と忘れないようにするためにはむしろそれが大切です。
換言すると、新しいことを教えながらも繰り返し復習をさせてくれるような塾ですね。
それに「少し難しいけどできた」という感覚を味わう方が生徒様のモチベーションも維持できます。
英語学習にモチベーション維持は欠かせませんからね。
余談ですが、いい先生はもちろん人柄も素晴らしいのでしょうが、この辺の見極めが凄く上手なのだと思います。
②ちゃんと読めるかを確認して教えてくれる
「え、どういうこと?」と思われた方がいらっしゃるかも知れませんね。
まず、生徒様の傾向をお伝えします。
これは単なる一例ですが、生徒様は英語を勉強していれば「school」と聞いて「学校」と答えることができるようになります。
その一方で、「school」という文字を見て、「スコーゥ(スクール)」と発音ができないことがあります。
結果、「shool = 学校」ということが分からないくなる生徒様がみえます。
このように、聞けばわかる英語が文字になると読めなくて意味が取れないというケースがよくあるのです。
正しく読めないばかりに、せっかく意味を知っている単語でもそれが頭に浮かばないということが小学生や英語が苦手な中学生によくあります。
これは「文字と音が一致しない」とよく言われます。
文字が正しく読めないせいで英語力が身に付いていかないことは、私の経験ではどの生徒様を見ても共通しています。
もちろん読めれば全て解決するわけではないのですが、それができないせいで、文法の説明をしてもなかなか内容が頭に入っていかない傾向が生徒様にあると私は感じています。
ですから、特に英語をこれから始めようとする場合は、生徒様が正しく読めるかチェックしてくれる塾がおススメです。
とは言いつつも、塾側からするとクラスのカリキュラムは決まっていますし、ある程度の人数がいる中で一人一人を細かくチェックするのは簡単なことではありません。
生徒様がCDを聞いたり、フォニックスで発音のルールを覚えたり、先生など周りの大人に尋ねるなど方法はたくさんありますが、その場合は生徒様が主体的になる必要がありますね。
いずれにせよ、生徒様が一人である程度まで読むことができるように丁寧にサポートしてくれる塾や先生を見つけるのはとても大切なことだと思います。
この記事のまとめ
今回ご紹介した、英語初学者のための英語塾選びのポイントは以下の二つです。
①生徒様のレベルにあった授業をしてくれる
②文字や文が正しく読めるかを確認して教えてくれる
生徒様のやる気を促してくれる英語塾選びができることをお祈りしています!